バイオマス環境作り

バイオマスとは「生物資源(bio)の量(mass)」のことです。つまり動植物から生み出される再生可能な有機性資源を指し、廃棄物系バイオマス、未利用バイオマス、資源作物の3つが代表的なバイオマスです。

廃棄物系バイオマス

  • 家畜のふん尿(牛糞、豚糞、鶏糞)
  • 食品廃棄物(加工残さ、生ごみなど)
  • 下水汚泥 など

未利用バイオマス

  • 林地残材
  • 農作物の非食用部(稲わら、もみ殻、麦わらなど)

資源作物

  • 糖質資源(さとうきび、てんさい)
  • でんぷん資源(米、いも類、とうもろこしなど)
  • 油脂資源(なたね、大豆、落花生など)

バイオマスが持つカーボンニュートラル(※)という特性を活かすことで、二酸化炭素(CO2)抑制。さらに製品として再利用することで循環型社会形成にも役立ちます。低炭素化社会と循環型社会の構築を目指す日環エンジニアリングにとって、バイオマスの活用支援は社会的な使命と考え取り組んでいます。

※カーボンニュートラル…バイオマスの炭素は大気中の二酸化炭素を植物が光合成により固定したものなので、バイオマスの燃焼により二酸化炭素が発生しても、大気中の二酸化炭素は増加させません。

日環エンジニアリングの取り組み

バイオマスの活用方法は様々ありますが、日環エンジニアリングは「堆肥化」が重要だと考え長年取り組んでいます。なぜなら堆肥はバイオマスのみならず、循環型社会形成の根幹だと位置付けているからです。堆肥を利用することで土壌は豊かになり、農作物の安定供給や高品質の作物収穫が可能。その中には未利用バイオマスも資源作物も含まれ、バイオマス活用の促進にもつながります。また、休耕地で使用すれば新たな農作物収穫が可能になり自給率もアップ。バイオマス資源も豊かになりさらなるバイオマス活用につながります。そのため日環エンジニアリングは、堆肥化の仕組みをしっかり考え、より高品質の堆肥を提供できる技術と知識を追求するだけではなく、環境展示会やイベントに積極的に参加。バイオマス資源の必要性や堆肥化の重要性を通し、社会全体が低炭素化社会と循環型社会に向かうための取り組みを行っています。

バイオマス資源の活発な利用

バイオマスタウン構想のサポート

バイオマスタウンとは、市町村内で発生するバイオマスを効率的に有効活用できるシステムがあり、安定的または今後活用が見込まれる地域のことを指しています。バイオマスは排出、収集、加工、利用など、それぞれ対象者(事業者)が変わります。そのため地域全体の取り組みと協力が必要な場合がほとんどです。また、バイオマスの利用には徹底的な調査と検討も必要。

【バイオマスタウンを作る上で検討すべきこと(一例)】

  • 地域で見込めるバイオマスの種類
  • 地球温暖化防止への効果
  • バイオマスの活用方法
  • バイオマス原料の予測収集量
  • 原料の収集、運搬方法
  • 事業として成り立つか など

このように、バイオマスタウンを作るための明確な指針を示した計画書を「バイオマスタウン構想」と呼び、国の関係機関に提出し認められるとバイオマスタウン実現に向けた様々な支援を受けられます。市町村独自でバイオマスタウン構想を策定するのは不可能に近く、バイオマスに精通した関係者の協力が必要で、その主な関係者がバイマスタウンアドバイザーです。

日環エンジニアリングのバイオマスタウンアドバイザー

バイオマスタウンアドバイザーは、各市町村が策定するバイオマスタウン構想に必要不可欠と言える存在です。JORA(社団法人 日本有機資源協会)が認定する有資格者で、日環エンジニアリングには2名在籍し、地方公共団体からの要請を受けてバイオマス活用における推進計画の策定を行います。

【バイオマスタウンアドバイザーの主な支援活動】

  • 地方公共団体におけるバイオマス活用推進計画等の策定を支援
  • 地域のバイオマス関連の事業化を支援
  • 地域におけるバイオマス活用の普及を支援(シンポジウムの講師、資料作成など)

技術、経営、法制などの支援活動からバイオマス利用に関わる関係者のコーディネートも行い、様々な方面でサポートが可能。バイオマスタウンは地域で発生する資源によって構想は変わるため、エネルギーとして活用する場合やプラスチック製品として再利用する地域もあります。その中で日環エンジニアリングのバイオマスタウンアドバイザーがご協力できるのは、地域のバイオマスに堆肥化できる資源がある場合。バイオマスタウンにあるべき堆肥化を明確に定め、日環エンジニアリングの技術(ハードとソフト)を活用して、バイオマスタウン構想策定のお手伝いをしております。

※平成23年2月1日現在、全国で170名(内東北地方8名)。