KS送風装置

日環エンジニアリングが開発した「KS送風装置」は、適温に発熱させた空気を発酵槽の下に配置された送風管を通し、空気をまんべんなく堆肥に触れさせます。堆肥発酵に適した環境作りを手助けする、堆肥生産のために生み出された送風装置です。

発酵堆肥に空気が必要な理由

良質な堆肥作りには、まんべんなく発酵堆肥内に空気を供給しなくてはいけません。そのため、発酵状態に応じて適量の通気量を供給し、通気を確保し原料と水分調整材を念入りに混合撹拌することが、良質な堆肥作りの一番重要なポイントです。 発酵堆肥に空気が不足すると、堆肥内は嫌気性となり発酵温度は低下し床面に搾り水が出ます。また、臭気の発生も多くなり堆肥化速度も遅くなってしまいます。好気性微生物は一定量の空気を供給することにより活性増殖しますので、堆肥内は一定の空隙が必要です。

空気を多く必要とする時に空気が少なければ酸欠状態となり、発酵温度は低下し分解速度も遅くなります。特に危険なのは堆積中の床面に近い所で、堆肥の自重により圧縮され空気不足となり、発酵が停止する場合。一日1回の撹拌では空気が不足するため、床下より送風しますが、3カ月位で目詰まりがおき、堆肥内を通らず立壁の端を通って外部に出てしまうということが起こります。

効果的な送風を実現するためのオープン式撹拌装置


オープン式は堆肥を取り出した後に、送風溝の清掃ができ送風目詰まりを簡単に解消できます。

毎日撹拌し続けると、床面に厚さ10~15mm位の板状となった堆肥が空気を通さない堅い板となります。この状態になる3カ月に1回は床面の板状堆肥を破砕して外部に取り出し、その部分にもみ殻やおが屑を敷き詰め、空気の通り道を確保することが必要です。

特に直線式のような両側をピット壁で囲まれた発酵槽の場合、槽内の堆肥を全量取り出さなければ送風管の清掃はできません。取り出すには多大な作業量を要す上に、意味もなく送風ブロアーを動かすことになり、無断な電気代もかかってしまいます。

送風機能を十分に生かし、良質の発行環境を作るために、日環エンジニアリングではオープン式撹拌装置の導入をおすすめしています。発酵槽の片側に壁がないため、原料の投入や堆肥の取り出しがどこからでも可能。そのため、送風管の目詰まりも簡単に清掃でき、堆肥に効率よく送風することができます。

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